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お客さまふぉーらむ 八幡窯とお客様をつなぐページです。 お客様からいただいた疑問、質問などにお答えするコーナーやヤキモノに付いて 皆さんも参加してみませんか?何でもお気軽におたずね下さい。 また,器のあつかいかたなどもご紹介しています。 |
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Q&Aコーナー 高台がザラザラするのですがどうしたらいいでしょうか? 砥石を掛けられてはいかがでしょうか。 無ければ、高台どうしをこすり合わせて見てください。 当釜では、砥石をすべての器にかけておりますが、ひっぱたりするとテーブルなどに キズがはいる事もありますので気を付けて下さい。 花入れや花瓶などは、高台の所に、フエルトのシールを貼っておりますのでキズが 入りにくいと思います。 遠州好み(えんしゅうごのみ)って何ですか? 江戸時代初期の茶人で小堀遠州が各地の陶窯を指導し、改良したが、 そのなかでも好んで茶入れや茶碗などの茶器を作った、 遠江国(静岡県)志戸呂焼・近江国(滋賀県)膳所焼・豊前国(福岡県)上野焼・ 筑前国(福岡県)高取焼・城山国(京都府)朝日焼・摂津国(大阪府)古曾部焼・ 大和国(奈良県)赤膚焼を遠州好み七窯と呼ぶ。 |
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今回のテーマ
小堀遠州についてお話ししましょう。 Q&Aにもありましたようにもう少し詳しくお話ししましょう。 小堀遠州(こぼりえんしゅう)1579〜1647年 江戸時代初期の茶人、遠州流の祖。 古田織部に茶を学び、 武門武正の風と公家王朝風を合わせた「綺麗さび」と称する一派を成した。 茶道具に新しい骨董的価値を見出し、また「遠州七窯」に見られる 国内の窯で好みの茶道具をつくらせたことなど功績は大きい。 その中の上野焼(あがのやき)の事もお話ししましょう。 陶祖は、文禄・慶長の役(1592〜1598)に帰化した朝鮮陶工の尊楷(そんかい)を招いた。 初期の作品には、土灰釉・藁灰釉(わらばいゆう)・鉄釉が使われ、唐津や古高取に似ている。 後代の上野青釉(銅緑釉)緑青流し、総緑釉や灰釉を用いた作風は 現在の窯にも受け継がれています。 |
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器のあつかいかた 器を長持ちさせるには 使う: 白い器は、お使いになる前に米のとぎ汁に漬けて乾燥してお使いください。 陶器は、キメが荒く、貫入などから汁物の色が染みることがあります。 洗う: 水で浸すと基本的に陶器、磁器、ガラス、プラステックなど素材の粒子硬度が 異なるものを一度にいっしょに洗う時は、お互いにぶつけないように特に陶器は粒子が 荒く漬けおきして洗うと水を吸うので脆くかけやすくなります。 陶器は磁器やガラスとは別にして長く漬けおきされない方がよと思います。 湯呑などの茶渋などはクリーミークレンザーで中だけお使いください。 乾かす: 陶器は乾燥させることが理想です。陶器は湿気を含むと菌が繁殖しやすく カビの大きな原因になるからです。乾燥機などをご利用ください。又はお天気の良い日は ザルなどに入れて天日干しをおすすめします。乾燥することによて長持ちします。 電子レンジにも使え、食器洗い機にも使えます。 但し、総緑釉だけは、艶が無くなる場合がありますので、手洗いをおすすめします。 味わい: 陶器は使い込んでいく事によって色合が変わってきます。使うほどに色合が良くなってきます。 これは陶器ならではのうつわの味わいとして愛着をもって、末永くお使いください。 貫入のある器は 貫入のある器は使うまえに十分水を吸わせてから使うと,料理を入れると汁物など 色が濃いものが染込みにくくなります。(但し,使用前にかぎり、使用後は上記のとうり) 釉薬のかかっていない高台付近や焼き〆陶器は水分を吸収しやすく変色しやすいので 気を付けください。 陶器は、使用していく間に多少,内外部の色が変色していく事があります。 花瓶などいつも水が入っているものには 上記にあるように陶器は粒子が他と比べて粗いため高台内にうっすら水滴が 付いていることがあります。もしくは、湿ったようになる事があります。 当窯の壷類には防水剤を施していますが、それでも前記のような事がありましたら、 お米のとぎ汁を注入してしばらく置いて、下に湿り気が無くなるまでそのままにして 置いてくとぎ汁を捨てて,乾燥してから使ってください。 もしくは、ビニール系 のシート(高台径くらいのもの)を敷物として使われる事がよいと思われます。 |
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